日立ライティング株式会社(取締役社長:小玉 正義)は、日本で初めて*1、400W形水銀灯の約半分のエネルギー使用量で、水銀灯と同等の明るさを実現できる、蛍光灯器具「Hf86ハイパワー」とFHF86形蛍光ランプ「ハイパワーUV」を、2007年10月1日から発売します。
「ハイパワーUV」は、従来製品*2と比べ、約1.3倍の15,000時間の寿命を実現した製品で、「Hf86ハイパワー」と組み合わせて使用することにより、従来製品*2の約1.2倍の明るさが実現可能です。また、「ハイパワーUV」は、従来製品で好評を得ている、ランプから放射される紫外線(UV)を約75%カットしたことで得られる「目にも肌にもやさしい」、「虫が寄りにくい」などの特長も備えた製品です。
天井の高さが5m以上の工場などでは、明るさが不足するため、消費電力の多い400W形水銀灯器具が、現在、主力として使用されていますが、新製品は、約半分のエネルギー消費量で水銀灯と同等の明るさを実現できる、画期的な製品です。
*1 2007年9月3日時点、直管110Wクラス蛍光ランプおよび蛍光灯器具において、当社調べ
*2 Hf86ハイルミックN色(FHF86EN)と新製品「ハイパワーUV」(FHF86EN-HPV)高出力タイプとの比較
近年、温室効果ガスの大幅な排出削減が求められるなど、地球環境保護に向けて、省エネルギー化(省エネ)に向けた取り組みは、国際レベルで重要な課題となっています。その中で、建物で消費されるエネルギー使用量は、照明用は空調動力用に次ぐ消費量となっており、特にエネルギー消費量の多い工場や倉庫、大型店舗では、照明設備についても一層の省エネが求められています。
当社は、照明総合メーカーとして、これまで、環境配慮型照明器具の開発に取り組んできました。 そして、このたび、工場・倉庫等で主に使用されている400W形水銀灯器具と代替可能な蛍光灯器具として、約半分のエネルギー使用量で同等の明るさを実現できる蛍光灯器具「Hf86ハイパワー」シリーズを開発しました。これは、日本で初めて*3Hf86形蛍光灯器具を開発した、当社の技術の積み重ねによって実現したものです。
*3 1999年9月当時
具体的には、ランプでは、当社独自のUVカット膜「ナノ粒子コーティング」の膜厚の最適化によって、明るさ低下の原因であるガラス管の「黒化」と「着色」を抑えるとともに、電子放射物質の付着量を最適化することによって、より明るさを長持ちさせることが可能になりました。加えて点灯回路では、高出力時のランプ電流に対するフィラメント予熱条件を最適化した専用インバータを開発しました。
これらの技術によって、従来製品と比べ、約1.2倍の明るさを実現するとともに、ランプの寿命も約1.3倍の15,000時間の長寿命という高性能を達成しました。
新製品の特長は、以下の通りです。
(1) 省エネ:水銀灯比54%減という大幅な省エネを実現
(2) 環境対応:ランプ寿命15,000時間という長寿命を実現
(3) 安全性向上:点灯まで時間のかかる水銀灯と比べ、蛍光灯は即時点灯が可能なため、万一の場合の安全性確保が可能です。
さらに演色性の向上(演色性Ra84、水銀灯は演色性Ra40)や日立独自のUVカット技術(目にやさしい、虫がよりにくく、照射物が色あせにくい蛍光灯の実現)の採用により、屋内作業の作業性向上も期待できます。
本製品は、工場・倉庫および大型店舗向けに最適な製品で、新築の建物だけでなく、リニューアルにあわせた設置も可能な製品です。
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